ストーリー

以下説明書より

○プロローグ

やわらかい風が、キミの頬をなぜた。目をとじると、

小川のせせらぎと小鳥のさえずりが、やさしく心の

中にしみこんだ。

木陰の茂みで、都会をはなれた旅人は、

いつのまにか浅い眠りについていた。

突然、カン高い音が耳に飛び込んだ。

驚いて起き上がると、前方にキラキラ輝く光のうずが

見えた。

うずはゆらゆらとゆれながらやがて小さくなり、

消えると同時にその中心から何かを

「カチャリ」と落とした。

キミは恐る恐るそこへ行ってみた。その地面には、

十字架の上に輪をつけたような不思議な形の金属が

落ちていた。それこそ、生命と復活を象徴する聖な

る印”アンク”である。アンクを拾い上げると、

閃光とともに、突然、幌馬車が目の前に現われた!

すいこまれるように、

キミは幌馬車の中に入っていった。

薄暗さの中に、テーブルを前に座る一人の人物が

見えた。

「私は占い師・ホークウインド。 選ばれし者よ、

おぬしのたどるべき道を占おう。」 

男は8枚のカードを手にすると、言った。

「さあ、いざ占わん!」。

 

うん、さっぱり解らん!(ぉ

取り合えずゲームを始めて最初に質問してくるのはホークウインドだったらしい。

それは解ったがこのままじゃ色々謎が謎のままなので

ここで私が一応それなりに頑張って調べたデータを元に勝手に軽く説明しておく。

 

本作『ウルティマ−聖者への道−』は

『UltimaW Quest of the Avatar』のリメイクである、

ウルティマ圏の人も『QoA』とか言うのかはともかくとして

つまりこのゲームに至るまでT〜Vの3作分の話がある事になる。

一応説明書でも軽く説明してあるし、

Vは『恐怖のエクソダス』としてファミコンでも発売されている。

でもまぁそれらを理解してる人はここを読まないだろうから

放っておいて説明を続ける。

 

〜UltimaT The First Age of Darkness〜

あれ?そんなサブタイ付いてたっけ?

まぁそれはともかく、

そもそも1980年に〜 とかいう『こちら側』での歴史は

ゲーム内容に多分あんまり全然関係ないのでパス(ぇ

ちなみに散々ウルティマウルティマ言ってるが、

正しくはルティマ』らしい。

へー、そうなんだ、でも今更そんな事言われても困るな・・・

まぁそれはそうと、

説明書並にはしょって説明すると

ソーサリア大陸という大陸にとある偉大な魔導師がいた。

その魔導師は素晴らしい人物であったようだが

その息子『モンディン』はそうではなかったらしい。

モンディンは父である魔導師を暗殺し、

父の持っていた宝珠を奪い、

その力を使い何処かへ身を隠し、地上にモンスターを召喚し始めた。

 

・・・・『悪い魔法使い』の考える事は大体同じなのか?

今回は地下迷宮じゃ無い様だが・・・・。

 

で、まぁそれはさておき、

そんな状況なのでブリタニアの領主になったトコのブリティッシュは困った訳で。

このままじゃ国がヤバイ、なんとかならんのか、と祈った!

(『彼の象徴である銀の大蛇のペンダントを握り締めた』とも書いてある所には書いてある)

するとブリティッシュの前に一人の若者が!

 

ブリ「よし、君今から救世主ね。」

若者「・・・・マジ?」

 

そう、ブリティッシュが呼び出した若者こそ、

このブリタニア、いや、ソーサリア大陸の危機に

意気揚揚と金を出してまで駆けつけたモニターの前のプレイヤーなのである!

 

・・・・マジ?

 

〜UltimaU The Revenge of the Enchantress...〜

すったもんだでモンディンを倒し、

宝珠だかジェムだかを取り返した『英雄様』は無事釈放され

この世界から去って行ったらしい。

まぁつまり終ったからやらなくなったんだな?(ぉ

 

そんな勇者様の都合は他所に、平和になったソーサリアは繁栄して行く、

オークと仲良くなったりもしたらしい、うん、平和だ。

 

そんなおり、ソーサリア大陸の『特定の場所』で謎のゲートが発見される、

そのゲートを通ると別の場所、別の時間へ行けるらしい、

何だか解らんし原理も解らんがこりゃ便利

ってなモンでバンバン使って産業も発達していく。

 

しかし人々がタイムドアと呼ぶそれこそが

次なる災いの凶兆だったのだ!

 

遥かな過去の時にてソーサリア襲撃の準備を着々と進めていた

モンディンの弟子、ミナクス

既に宝珠の力なくしても暗黒の力を引き出せるまでに成長していた。

そしてついに、

ミナクスはロードブリティッシュが召喚した『英雄』により

モンディンが倒された事を知る、そしてミナクスの復習が始まる。

 

風の唸りか雄叫びか、ミナクスが企む大破壊!

しかもタイムドアを操り攻撃を仕掛けてくるので

様々な場所、様々な時代に多大なる被害が!

 

今こそ立ち上がれ!

ロードブリティッシュ!

 

ブリ「という訳でよろしく、英雄殿。」

英雄(プレイヤー)「・・・・またかよ。」

 

・・・またです。

 

 

〜UltimaV Exodus〜

で、これが『恐怖のエクソダス』な訳だが

『UltimaV』と『恐怖のエクソダス』では若干解釈が違うらしく、

UltimaVではT〜Vを『暗黒期』としているのに対し

『恐怖のエクソダス』ではTとUを『暗黒時代』

Vを『黎明期』としてある。

取り合えずUltimaVとしてのストーリの方だが

タイムドアとムーンゲートの話はムーンゲートの所に書いてるので略。

実際それを省略すると書くことがかなり減るのだが、

取り合えず人々はいつも通り英雄に感謝しつつ

ロードブリティッシュの統治の元、平和に繁栄して行った。

そんなおり、ブリテインの街にある噂が流れ始める、

『ソーサリアの海の中心に突如として妖しげな島が現われた』

当初は船乗りの噂話だったのだが日増しに目撃者は増えて行く。

同じ頃、ソーサリアのあちこちにモンスターが現われ

人々を襲い始めたという報告がロードブリティッシュの元に届く、

ロードブリティッシュはこの二つの事件は浅からぬ関係があると睨む、

きっとモンディンかミナクスの仕業に違いない、

そうだミナクスだ、ミナクスに決まってる!

このまま静観していたのではこないだのような大変な目に合う、

きっとそうに決まっている!

よし、こういう時はアレだ、アレしかない!

ロードブリティッシュは祈った!

一生懸命祈った!!

すると今度は4人の英雄がロードブリティッシュの前に現われた!

 

ブリ「え〜っと・・・?」

英雄A「俺だよ」

英雄B「俺だよ」

英雄C「俺だよ」

英雄D「俺だよ」

ブリ「(中の人は一人っ!?)・・・と、取り合えずまたヨロシク。」

英雄A「やれやれ・・・・」

英雄B「やれやれ・・・・」

英雄C「やれやれ・・・・」

英雄D「やれやれ・・・・」

 

という訳で今回はパーティープレイだ!

 

やれやれ・・・×4

 

 

でもって『恐怖のエクソダス』としてのストーリーは

ミナクスが倒されてから、20年にもおよぶ平和と

繁栄の時代がブリタニアに訪れたが、この間、

生き残った魔導師たちは、大地の大蛇、

エクソダスを生み育てていた。

凶星が走った時、エクソダスは胎動を始めた。

王は4人の勇者に、エクソダス封じ込めを命じた。

取扱説明書より。

・・・なんかXと混ざってね?これであってたっけ?

ミナクスどこ行った?

まぁいいや。

ちなみにこの『聖者への道』の説明書では

TとUで戦ったのは『ある勇者』という事になっている。

取り合えず『聖者への道』は

一応この『恐怖のエクソダス』の続編って事になってる(?)

 

 

〜UltimaW Quest of the Avatar〜

で、これが今回の『聖者への道』の原型な訳だが

今見たら『聖者への道』の箱の裏に書いてあったので

取り合えずそれを書いてみる。

エクソダスの封印により、ブリタニア王国から邪悪な勢力は去り、

平和は永遠に続くかと思われていた。しかし、人の心の弱さと

邪心があるかぎり、いつかこの平和も破られる事を、賢明な

人々は感じていた。ブリタニアの国王、ロード・ブリティッシュは、

この破局を避けるため、究極の試練に耐え、8つの徳をきわめた

聖者=アバタールの出現を待つのであった。

徳をめぐる謎解きと、究極の試練への挑戦というゲーム展開は、

ファミコンRPGの新しい局面を切り開きました。

さあ、きみもニュータイプヒーロー、アバタールをめざそう。

・・・まぁ大体この通りなんだが

色々省略されている所っていうかUltimaWの事を書くと、

前回の戦いの後、ロードブリティッシュはソーサリアを統治し、

ブリタニア王国とした。

そしてブリタニア王国内の8つの都市(国)に

それぞれ別の『徳』を重んじる事を提言し、

人々はそれぞれの徳を重んじ、その精神を磨く事を美徳とした。

気を良くした(?)ロードブリティッシュは、各都市に

『8つ全ての得を究め、真理をも理解した者を育てよ』

とか言ってみた。

全ての徳を究め心理を理解するまでに心身共に完璧な聖者、

それがアバタールだと言うのだ。

しかし、流石にコレは難しかったらしく、

幾人もが修行に励んだが誰一人としてアバタールになる者はいなかった。

このままでは人々はいずれ自分の弱い心に負けてしまう、

困ったな、どうしよう・・・

そうだ!この世界の人間が駄目なら異世界の人間はどうだろう?

あくまで自分でどうにかする気の無いロードブリティッシュは

またまた祈った!

そしていつも通り異世界の英雄が!

 

ブリ「んじゃいつも通りヨロシク」

英雄「いや、いつも通りじゃねぇし、目的解りにく過ぎ。」

ブリ「別に一人で行ってもいいケド、

出来ればこの世界の人間連れて歩いて手本見せてね?」

英雄「聞く気無しかよ・・・・」

ブリ「頼んだぞ、我が友、**(君の名前入力)よ!」

英雄「だれが友かぁ!?」

 

・・・いつのまにか友達にされてます。

 

まぁつまりお前のせいじゃんブリ、

って感じな話なんだが・・・・

 

とにもかくにもここに来てようやく

『アバタール』と言う言葉の登場である。

ちなみに『アバタール』って事になってるが

実際は『アバター』らしい、

アバター (Avatar)

サンスクリット語で『地上に降りた神の化身』

なんか急に宗教臭くなったがゲーム中の『アバター』が

これに関係あるかはイマイチ不明。

なんでネット上の『自分代理』のキャラを『アバター』と呼ぶのかもイマイチ不明。

まぁそれはそうと、

これも『アルティマ』と同じで今更修正しきれんのか放置されている。

取り合えず今回の攻略では基本的に

『アバターる』と書いているがワザとなのでヨロシク。

 

 

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参考資料

・説明書色々

・ローカス社発行『ウルティマコレクション日本版公式クルーブック』

*あくまでこれらを調べた上で『独自の解釈』をしているので多少微妙に大きく違う部分もあるかもです。